分析化学の基礎

研究を進めるに当たり,分析に手をかける人はたくさんいらっしゃると思います.

私もその一人ですが,まだまだ勉強中です.

私はよく,

「時間とお金と労力をかければ値は出るけど,その値のもつ意味を考えなさい.」

と,教えをいただきます.

私も分析をすると,ついつい"やった気"になりがちですが,サイエンスはそこがスタートです.

最小限の分析(時間・お金・労力)で,サイエンスに貢献するためには,正しい知識が必要です.

このページでは分析化学の基礎知識を随時更新していきます.

(間違っていたら,ご指摘をおねがいします)

データの不確かさ

結果を正しく解釈するためには,"不確かさ"の知識が不可欠です.

私なりに,いろんな参考文献をもとにまとめてみましたので,ご覧ください.

メディア等で,「平均給与」や「平均睡眠時間」など,「平均」が利用されることが多々ありますが,その平均値(データ)を扱うには,不確かさという概念を理解しておく必要があります.

不確かさを知らないと,謝った解釈をしかねません.

erroranduncertainty.pdf

不確かさを求めるには,標準偏差を利用します.

昨今,Excelの計算機能を使えば,標準偏差を容易に導出することができますが,

重要なのは標準偏差を理解したうえで"使える"ようになってほしいです.

erroranduncertainty2.pdf

05detector.pdf