寄附金を募集しています
寄附をしてくださるという方はぜひご連絡ください.
寄付のやり方
寄附は金沢大学宛に行っていただきますが,寄附の申込用紙に「ジェンキンズ研究室の研究のため」と記載していただければうちの研究室にその予算が配分されてきます.
金沢大学への寄附制度についてはこちらのページをご覧ください.
制度のことはよくわからないけど,「とにかく寄付したい」と言う方がおりましたらまずは私にメールをください.robertgj"at"staff.kanazawa-u.ac.jpです("at"を@にかえてください).
ピンチです.2018年度の研究資金が底をつきました!
私の研究室のテーマはこちらのページで確認していただければありがたいですが,平たく言えば,海底から湧き出す冷泉や温泉(メタン湧水や熱水)という極限環境に成立する生態系の進化解明です.
最近になって,鯨骨群集(鯨骨生物群集)や竜骨群集の研究にも手を広げ始めました.これが思いの外大ヒットで,極限環境生態系と太陽の光に依存した光合成生態系とを結ぶ重要な鍵を見つけたと思っています.
研究スタイルは,陸上での化石採集から海洋での調査航海などのフィールドワークに加えて,ラボでの詳細観察,元素分析,同位体比分析などなどの分析なども行います.
「化石」も「現生」も,「フィールド」も「ラボワーク」もと,欲張りすぎているのは知っています
でも,「化石」と「現生」をつなに頭の中で対比させることによって,そのときどきの地球環境や生態系との関係を考えながら,リアルな進化史を描くことができますし,「化石」研究からわかってきたことを「現生」で確かめることができます(うちでやっている「ウミガメ遺骸設置による竜骨群集の創生」なんかは,まさに「化石」からの視点で大ヒット中の研究です).
そして,「観察」と「分析」は片方だけだと正しいデータを解釈できませんし,「観察」結果から「生態系」における物質循環に結びつけることが困難です.だから「観察」と「分析」は切り離せません.
でも,全部やるにはそれなりに資金がかかります.
うちの研究室には現在7名在籍していますが,それぞれが元気よく(研究に関係なさそうだけど,意外と大事!),思いっきり研究しています.分析もたくさんしています.その分,どうしても経費がかかってしまいます.その経費を,科研費などを獲得してくるのが教員の役目でもあるのですが,潤沢にはほど遠いのが実情です.
2018年度は,年度当初から厳しいことを予想していましたが,8月頃には「先生,そろそろやばいですよ(研究費の底が見えてきましたよ)」という事務からのメールがあり,ついに9月下旬,事務から「ほぼ完全に底をつきましたよ」という恐怖のお知らせを頂戴しました.
ということで,資金難です.
もし,うちの研究を面白いと感じてらっしゃる方で,懐に余裕のある方,ぜひ,寄付をお願いいたします.
いまのところ,よくあるクラウドファンディングでやっているリターン品(返礼品)はありませんが,最新の研究成果をなるべく多くこのウェブサイトやツイッター,講演会などで還元していきます.
寄附をしてくださった方への返礼品などはありませんが,法人税法、所得税法による税制上の優遇措置が受けられます.
寄附金の使い道(この研究に使って欲しいなどの希望を出せます)を指定することもできます.
もちろんそのような研究ができない場合もありますので,寄附をしていただける考えをお持ちの方はご連絡ください.