第38話 Oral Section
2018年10月21日 12:00 カテゴリ:兀天狗
こちらはポーランド生活での私の朝食。
どこに行っても、牛乳があれば生きていけます。
賞味期限がめちゃくちゃ長いのが気になりますが(この日は6月)。
さて、楽しいレセプションパーティーの翌日。
Oral sectionが始まりました。
当たり前ですが、使用言語は英語。
スライドも質問もすべて英語。
しかし!!!!!!!!
何話しとるかわからん。
chemosynthesisとか、bivalvesとかいくつかの単語は聴き取れましたが、全体像は理解できなかった。
my poor English をここでも痛感。
ランチをみんなで食べていたときも、「keynote speakerの話はわかったかい?」と先生に訊かれましたが、
「わからなかった」としか言えませんでした。
それを聴いていたkeynote speakerのMichałさんは、笑ってくれていましたが、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
こんな調子じゃ、明日のポスター発表がどうなることやら。
そんな中で、気づいたことが1点。
海外の人は、発表スライドにさほどこだわっていないような気がしました。
二枚貝の殻を三角形のイラストで描いている人もいれば、文字のみのスライドを使っている人もいました。
ただ、全員に共通していたのが、体を聴衆に向け、身振り手振りをつけながらプレゼンしていました。
そうです。彼らにとって、スライドは"ツール"であり、自分の口で伝えることに重きを置いているように感じました。
もちろん、図表やスライドがきれいに超したことはありませんが、大事なのは伝えたいという気持ち。
英語なので、あまり理解はできていませんでしたが、「これはオモシロインダゼ!!」という気持ちが伝わってきました。
私に足りないのは、これだ!!!!
スライドを綺麗に整えることは、とても好きで多少の自信はあるのが、そればっかりに気持ちが入り、「プレゼンテーション」の最も重要な点が欠けていました。
大学では、「スライドを読む」あるいは「原稿を読む」ことで、「発表」している学生がよく見られます(就活していて、会社の人事部にもそんな人はたくさんいました)。
私も原稿を読んでいました(卒論発表会など)。
時間が限られた環境において、原稿を作成して、計算することはよくあると思いますが、
それを読んだだけでは、「何か大事なこと」伝わらない気がします。
だから、原稿を読むことをやめようと決めました。
もっと、体で表現しようと決めました。
よくよく考えると、プレゼンテーションの分野で私が尊敬している3名の方も、原稿など読まず、聴衆に訴えかけていました。
ちなみにその3名の方の話を聴くと、私はいつもワクワクします。
そんな人たちに近づくための次のステップが見えてきました。
とは言ったものの、英語での発表は初めてなので、明日のポスター発表は原稿を読ませていただきます(笑)。
そして、明日は学外での先生の発表を聴くことができます。
指導教員の研究発表を聴く機会はあまりないので、非常に楽しみであります。
--------------------------きょうから使える英語表現--------------------------
~ than I expected. (意外に~)
student A: "How did your research go ?"
student B: "It was worse than I expected."
student A:"Not good, but result is just result. Science is important to disccus the result.