第36話 Dzień dobry Polska
2018年10月 7日 12:00 カテゴリ:兀天狗
テレッテッテテテーレレー、テーレー、テーレーレーレー。
今日から待ちに待った、ポーランドの旅。
異国の電車はいいですよね~。
世界の車窓から見える景色は、私の気持ちをさらに高めてくれます。
ワルシャワは絵はがきのような美しい街並みです。
さて、私が先生からいただいた地図を頼りに、Institute of Paleobiology PASを目指します。
初めてヨーロッパに来ましたが、まあ、みなさんスタイルのよろしいこと。
男性も女性も背が高く、男性は腕が太く、女性はスラッとうつく長い脚なので、172cmで華奢な私は肩身が狭い思いです。
女性はぴっちりとしたパンツスタイルの人が多いんですね。
血統の違いをひしひしと感じました。
駅から10分ほど歩き、Institute of Paleobiology PASに到着しました。
受付の人に英語で話しかけましたが、受付の人はポーランド語しかわからないそうで、
私の拙い英語力ではどうしようもなく、途方に暮れました。
受付の人も困惑している中、一本の電話が入り、なにやらポーランド語で話しています。
おもむろに受話器を渡され、「Hello ?」と言ってみると、
「Hi! Hage-chan!!」とカイムさんの声が聞こえました。
電話で英語を聴くと、表情や仕草が見えないので、さらに何をしゃべっているかわかりません。
カイムさんも困ったでしょう(笑っていましたが)。
とりあえず、もうすぐ着くから待っててくれとのことで、ロビーで待機することになりました。
すると、スラッとした背の高いイケメンが入ってきました。
!!!!!!!!!!!!!!!
カイムさんジュニア!!!!!!(もちろん名前を呼んでますよ)
お父さんと同じように「Hi! Hage-chan!!」と声をかけてくれたので、
「Dzień dobry(こんにちは)」とポーランド語で返しました。
そうこうしているうちに、カイムさんと先生も到着しました。
約1年ぶりの再会に、感動です。カイムさんの握手は相変わらず力強かったです。
私もカイムさんのように包容力のある男性になりたいものです。
ごはんを食べていなかったので、先生とカイムさんとカイムさんの娘さんと4人でご飯を食べに行きました。
丸いのは、ジャガイモを揚げた料理です。
炭水化物アンド炭水化物。
その後、カイムさんに、Institute of Paleobiology PAS周辺を案内してもらい、
コンビニやおすすめのkantol(換金所)を散策しました。
街並みが綺麗ですね。ワルシャワは良い街です。
さて、私はInstitute of Paleobiology PASに宿泊することになっていたので、お部屋を案内してもらいました。
Wow!! 素敵なお部屋です。
研究施設にこのような宿泊部屋があるというのは、非常に魅力的です。
しかも、無料なんです!!!
(無料なのは学生だけだったかな~、それとも多少お金がかかっていたのかな~、ん~覚えていない)
日本の研究施設や大学にも(研究のための)格安な宿がもっと増えると良いですね。
私が文部科学大臣になったら、提案しますね。
その後、研究所を案内してもらい、クリシュトフさんとご対面です。
でかい!!!!
カイムさんに続いて、クリシュトフさんもでかい(しかもスタイルが良い)。
4人で歩いていると、先生と私が小人に見えます(笑)。
何はともあれ、特に大きなトラブルもなく、たどり着くことができました。
いよいよ、初めての国際学会が始まります。
案の定、先生から「じゃあ、日本語禁止ね」と言われて、緊急時以外は日本語が使えなくなりました。
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観光については、後日まとめて記事にします。
まずはサイエンス(学会)の部分を書いていきます。